episode 9 「幸せ」の正体

みなさんこんにちは

もう桜が咲く季節になりましたね

桜を見ると心が落ち着くと同時に

学生時代を思い出してしまいます

小学生の頃にみる桜

中学生の頃にみる桜

高校生の頃にみる桜

感じ方が全然違かったなと

僕は大学には行っていないので

高校生の頃にみた桜が1番印象深いです

これからは社会人として生きていく

新しい環境へのわくわく

10年後、20年後自分はどんなふうになっているのだろう

という不安な気持ちで桜を眺めながら感じていました

今年はというと桜を眺めながら

自分も年をとったなとしみじみ感じました

夜の22時ごろになると瞼が開かなくなってくるし

趣味が読書や自然巡りになり落ち着いてきました

体を作っていることもあり、お酒にも興味がなくなりました

そんなことをいうとたまに

それで人生楽しいの?

と聞かれることがあります

結論、楽しいです

幸せの感じ方は人それぞれです

日常には小さな幸せがたくさん転がっていると思います

その小さな幸せに気づける人は幸福度が高くなり

全てがいい方向に向かっていくのではないでしょうか?





さて今回の記事なんですが

「幸せ」について考えていきたいと思います

僕はここ2~3年「幸せ」ってなんなんだろうと

自問自答していました

簡単そうで難しいこの問題

みなさんはどう思いますか?

あなたは今幸せですか?

と聞かれて

幸せですとすぐに言える人は意外と少ないのではないかなと思います

ちなみに僕は少し前まで幸せですとは言えませんでした

しかし最近読んだ本にすごく感銘をうけ

「幸せ」についてとても考えさせられました

それが文頭にも言っていた

日常には小さな幸せがたくさん転がっているに繋がります

せっかくなので感銘を受けた本のアウトプットを

この場を借りてさせてください







心はボロボロ、余命付きの病気にかかり、家族や友達に見放されてしまっているお金持ちの人

心も体も健康で、たくさんの人に愛されているお金持ちではない人

後者の方が幸福度が高そうに感じますよね?

どれだけお金を持っていても、心と体の健康はお金では買えません

幸福度のバランスが人生を幸せにしていくのに

とても重要だということです

こんな感じのピラミッド


この心と体の健康の土台がしっかりしていないと

本当の幸せを感じることは難しくなってしまうのです

この図が逆三角形だった場合は土台が不安定なので

ピラミッドは倒れてしまいます

ではこの心と体の健康の土台はどのようにしてしっかりしたものにしていくのか

わかりやすく「状態」と「気分」にフォーカスしてみましょう

体調がいい

気持ちがいい

清々しい

爽やか

リラックスできる

癒される

ほっとする

のんびりできる

集中力が高い

平常心

研ぎ澄まされる

運動して爽やか

自然の中にいて爽やか

健康である

病気じゃない

これらを毎日コツコツ感じられることができれば

図に書いてあるセロトニン的幸福を積み上げていくことができます

このセロトニン的幸福と言われるものは

日常に当たり前のように存在しています

当たり前に存在してしまっているので気づきにくいのです

例えばですが

天気がいい日に外を歩いている時

青空がきれい!気持ちいい!という感覚

朝散歩をしている時に1人で歩いている他の人を見ていると

携帯を見ながら歩いている人が多いのでもったいないなと思ってしまいます

僕の感覚では電車に乗っている時

8割の人が携帯の画面を見ていてその光景を見るたびに

少し怖く感じます

他には

普通に朝起きて仕事に行けることができる

普通に食欲があってご飯を食べることができる

トイレに行って尿が出て便が出る

自分で起き上がり、自分の足で歩くことができる

どこかに痛いところがない

これって全部当たり前のことですよね

病気が原因でこれらのどれか1つができなくなると

きっと地獄の苦しみを味わうことになると思います

当たり前の幸福を感じられず

感謝して過ごすことができなければ

「健康」というものがかけがえのない幸福であることを

健康を失ってから初めて知ることになります

苦しい、調子が悪いと感じることがあるときは

セロトニン的幸福が低下している状態です

気分が暗い

どんよりとして憂うつ

何もしたくない

人とも会いたくない

気力も湧かない

生きていてもしょうがない

こんなふうに感じてしまっている場合は

最悪の場合うつ病になってしまう恐れがあるので

とりあえず天気がいい日にお散歩をしましょう

セロトニン的幸福は幸せになるための基盤です

この基盤がしっかりしていればしているほど幸せになれます

心と体が健康でセロトニン的幸福度が高いと何が起こるかというと

精神的に安定し、いつも冷静でいられピンチにも動じず平常心でいられるようになります

心の安定は他人の心にも伝染します

いつもイライラしていて、怒りっぽくすぐに人にあたる上司より

いつもニコニコしていて、誰にでも優しい頼れる上司

と一緒にいた方が居心地がいいですよね

なのでセロトニン的幸福が満たされている人は

人から信頼されるようになり

プライペートも職場の人間関係も円滑になります

つまり、オキシトシン的幸福度も上がっていくのです





ピラミッドの中間位置にあるオキシトシン的幸福は

誰かと一緒にいて「楽しい」「うれしい」「安らぐ」ことです

夫婦関係、彼氏、彼女などの恋愛関係

親子、兄弟の家族関係

友情で結びついた友人関係

趣味サークルやスポーツの仲間

こうした相手との安定した人間関係によって

生まれるプラスの感情、プラスの喜びは

全てオキシトシン的幸福です

これも私たちの日常にあふれていますよね

逆にオキシトシン的幸福が失われた状態はというと

「孤独」「孤立」の状態です

あるいは人間関係がうまくいかない

さらに深刻なのは

人から攻撃されている

いじめられている

仲間はずれにされている

私たちのストレスの多くは人間関係からきます

人間関係のストレスが脳を疲労させて、メンタル疾患を引き起こします

オキシトシン的幸福が失われると連鎖反応でセロトニン的幸福も失われます

オキシトシン的幸福が満たされていて初めて

周囲のサポートや応援が得られ

仕事の成功が加速し

ドーパミン的幸福を得られるようになります





ドーパミン的幸福とは簡単にいうと「成功」の幸福です

言い換えると

「何かを得る、達成した喜び、幸せです」

何かを得るには行動や努力が必要です

「結果」や「成果」が向こうから勝手にやってくることは普通はありません

頑張らないと社会で認められることはないです

結果を出すためにはいろいろ労力や時間もかかります

あるいは何かを買うのには、お金もかかります

つまり、ドーパミン的幸福を得るには「対価」が必要であるということ

これを得るのはとても大変なのですが

得たときの喜びはとても大きいです

セロトニン的幸福やオキシトシン的幸福などの

「静かな幸福」とは異なり

高揚感と興奮がともなう激しく大きな幸福だからこそ

多くの人はいきなりそこを目指したくなります

ドーパミンは「モチベーション」「やる気」の源であり

ドーパミンが出るから「頑張る」「努力」できるし

結果として「自己成長」につながります

ただ実は簡単にドーパミンを出す方法もあります

それはお酒、薬物、ギャンブル、買い物、ゲーム、スマホ

こうした手軽に手に入る「快楽」でドーパミン的幸福を得ようとして

どハマりしてしまうと「依存症」になります

依存してしまうと抜け出すことは難しく

「底なし沼」にズブズブと飲み込まれてしまいます

ただしピラミッドの土台であるセロトニン的幸福がしっかりしている人であれば

このドーパミン的幸福と上手く付き合っていくことができるとおもっています





幸せピラミッドのことを話させていただいたんですが

下から順に安定させていくことがとても重要になります

ただ心と体の健康について真剣に考えている人ってなかなかいないですよね

僕も以前はそうでした

睡眠時間削って仕事や遊びを優先して心が枯れていく感じ

毎日なんのために生きてるんだろうと自問自答していました

ただ今は日常の些細なことに感謝ができるようになり

自分の心も体も安定しているって胸を張って言えます

ポジティブな気持ちは伝染していきます

感謝の気持ちは伝染していきます

幸せは伝染していきます

周りの人間環境も自分と似たような人たちになっていきます

そうなるともっと人生は明るい方向に進んでいくのではなでしょうか?

ここまでブログを読んでくださってありがとうございます

この記事をきっかけに体だけではなく心の健康も意識して生活する人が増えると嬉しいです

それではまた