episode 11 屋久島の自然にふれて

みなさんこんにちは

今月から7月ですね

もう日が昇ってくるのがとてもはやく

早朝に起きるのがとても気持ちのいい時期になりましたね

僕は朝起きてからのルーティンがあります

このルーティンをやらなきゃその日1日の調子が悪くなるので

家を出る1時間半前には起床

ん?ルーティンが気になるという声が聞こえてきたので

簡単に説明をしますね

朝起床したらまずすることは

布団を畳みます

僕はベッドでは寝ていなくて

折りたためるマットレスで寝ています

なんでベッドで寝ないの?という答えは2つあります

ひとつは、部屋が広く使えるし掃除がしやすいから

もうひとつは、ダラダラしてしまうスペースがなくなり生産性がアップするからです

次に白湯を飲んでベランダの外を眺めてぼーっとします

次にすることは瞑想です

瞑想を生活に取り入れるようになってから

生活の質がとても上がりました

集中力のアップや記憶力の向上など

(瞑想についての話はまた別のときに詳しくするかも)

次にシャワーを浴びて、歯を磨く

歯磨き粉はフッ素が入っていないものを使います 笑

次に朝ごはんを食べます

朝ごはんも食べるものは毎日一緒です

オートミール50gにプロテイン20g分くらいを入れて

お湯少量でかき混ぜて

冷凍ブルーベリーをのせてシナモンを少しふりかけてハチミツを少しかけて完成

そしてホットブラックコーヒーを一緒に飲みます

これが僕の毎日の朝食です

ご飯を食べ終わったら植物に水をやります

そして次に耳で勉強できるようなものをYouTubeで聞きながら

簡単なヨガをやって体を温める

というのが僕の朝のルーティンです

これらは最低でも必ずやらないと気が済まない僕のルーティン

基本的にはこれらのルーティンをこなしてから

ジムにトレーニングをしに行きます

僕は朝の行動をルーティン化することにより

無駄な時間を過ごすことがなくなり

朝をストレスフリーで1日を過ごせるようになりました

毎日同じことを繰り返すのって簡単そうで意外と難しいことだと思います

でもそれを習慣にすることができれば

必ず新しい自分に出会えるのではないかなとおもいます







さて、今月の記事は先月僕が行った屋久島の話

屋久島は鹿児島県に属している島です

雨の島と言われるほど降水量がとても多く湿度も高い

人口1万2000人ほどの島

スタジオジブリ作品『もののけ姫』の舞台イメージのモデルになった自然が広がっています

雨の影響で飛行機がよく欠便するという話を聞いていたので

心配していましたが行きも帰りも何事もなく無事に飛行機に乗れたのでよかったです

白谷雲水峡というコースをガイドさん同行でトレッキング

この日の天気予報は大雨だったのですが

奇跡的に雨に降られることなくトレッキングをすることができました



1歩森に足を踏み入れたらそこに広がるのは

こんな世界です

とんでもなく根本の太い木!

初めて見るそこらじゅうに広がる苔の世界!

どこを見ても緑!

美しい声で鳴く鳥さんたち!

最高すぎる!

実家の近くにも小さな山があり小学生の頃

よく遊びに行っていましたがそことは全く違う世界でした

屋久島の森は苔がたくさん生えています

ガイドさんにこの森の苔は何種類あるとおもう?と聞かれたので

僕は100種類!と答えました

正解は約600種類

苔ってそんなに種類があるんだと度肝を抜かれました

屋久島の中央には宮之浦岳(標高1936m)をはじめとした高い山々がそびえ立っており

黒潮によって暖められた湿潤な空気が山々にぶつかって雲が発生する

特異的な地形をしているおかげで雨がたくさん降るみたいです

そのおかげで1ヶ月に35日雨が降ると言われています

乾燥が天敵の苔には屋久島のこの環境は危険にさらされることがないので

すくすくと育ちこの美しい森を形成しているんだとおもったら

自然の力って本当に神秘的だな感動しました




普段生活していて苔に意識を向けることなんてないので

ここまでじっくり、間近に苔を観察して

とても可愛く見えてきました

屋久島にはもともと土はなく、岩におおわれた島だったそう

その硬い岩に苔が生え、植物が根を下ろし、葉っぱを落とす

朽ち果てた後にまた新しい植物が生まれる。

そのサイクルによって、硬い岩の島にいつしかたくさんの植物が

共存する神秘的な森の島になったらしいです


このように木が岩に根っこを張ってすくすく大きく育つことが

できるのは苔のおかげということですね

木の根っこをこんなはっきり見れるのも

たぶん屋久島だけなのではないでしょうか


これは屋久杉の断面

薄く層になっているのがわかりますよね

線一本が一年間に育った幅です

成長が遅いため、年輪が詰まっており、独特の木目や杢と呼ばれる模様を生み出します

屋久杉は樹脂が多く、普通の杉の6倍以上含まれ、腐りにくく

虫にも強いという屋久杉の性質をつくっています

そんなとても魅力的な屋久杉は

江戸初期(1612年)薩摩藩主・島津氏は屋久杉の資源としての

利用を狙いとして屋久島に代官を派遣、直轄領とし、その支配を強めました

同時に屋久杉材を年貢と定めました

本来、江戸の税金である年貢は米が基本でしたが

あまり米の獲れない屋久島ではその代わりとして屋久杉の平木を

藩に納めることとしました

そのため、江戸時代には、多くの人が山に入って屋久杉を伐採したので

当時の5~7割の屋久杉が切り倒されました

機械などない時代でしたので、巨大な屋久杉を小さく割って

人が背負って十数キロもの山奥から険しい山道を海岸へと運び出していました

ガイドさんから聞いた話だと

運び出す木の重さは60~70キロくらいだったそうです

そして男性だけではなく、女性や子どもも運んでいたとか

山奥の足元が悪い険しい道を草履で数十キロも歩くのなんて

男性でもキツいことなのに

女性や子どもにもその仕事をさせていたことを考えると

当時の薩摩藩藩主は強大な権力を持っていたことが読み取れますね


そしてこれがガイドブックなどに載っている

白谷雲水峡を代表するスポットです

美しい、、、

屋久島は水がとても綺麗です

不純物が全く入っておらず、雨が降った後でなければ

流れている水は飲めます

しかも、とても美味しいです

高度が10の超軟水でとてもまろやか

湧き水も至るところに流れているので

500mlの水筒があれば飲み物はすぐに補充することができます

トレッキングをする際は、なるべく荷物を軽くしたいので

これはとても嬉しいです


あれ?これは、、、

なんと森の妖精がいました!!


妖精さん、雨を止まさせてくれてありがとう

こんな素敵な出会いもあり

白谷雲水峡トレッキングはとても楽しい時間を過ごせました

別の日には白谷雲水峡以外のところにも行ってきました



大川の滝

こんなでかい滝を間近で見たのは初めてかもしれません

水しぶきがたくさん飛んでいてとても涼しかった


こんなでかい滝を目の前にしたらジャンプしたくなりましたので

スーパージャンプ!!



ここはとてもパワーを感じました

ここにきた瞬間空気がとても冷たくなって

誰かに見られている気配

ここは街から少し離れた場所にあるのですが

なぜ昔の人はここにこのようなものを作ったのでしょうか?

そう考えると歴史は面白いなとおもいました


そしてこれは洞窟の中にある神社

ここもパワーがすごかったです

この中に参拝するところがあるのですが

暗くてひんやりした空気が流れています

お札などが張ってあり

中を撮影するのは直感でよくないなとおもったので

中の写真は撮りませんでした

にしてもここも街から少し離れたところにあるし

洞窟の中だし、さっきのところといい

なぜ昔の人こんなところに神社を作ったのでしょう

屋久島には神様がたくさんいたんだろうなとおもいます



蟹さんに遭遇

屋久島はたくさん雨が降るおかげで

土が潤っているので道路脇の道に入っていくと

蟹さんがたくさん土の中に巣を作っていました


これは名前を忘れましたが

小さい滝です

とても美しい

屋久島は自然豊かで本当に美しい島です

屋久島にいる間はデジタル機器から遠ざかって

生活していましたが

とてもリフレッシュすることができました

携帯やパソコンを触っていると

知らなくてもいい情報も簡単に脳に蓄積されてしまいます

口悪い言い方をすると

情報のゴミ

脳はとても優秀に作られているみたいですが

たくさんの情報を一気に得てしまうとごちゃごちゃになってしまいます

定期的に、もしくは習慣的に脳の中を整理する時間を作ることによって

もっと人生が豊かにすることができるおもいます

今回長く自然と触れ合って

自分のライフスタイルを見つめ直すいい機会になった

素敵な屋久島旅行でした

ぜひまだ行ったことのない方は行ってみてください

それでは今月も頑張りましょうね

みなさんの1日1笑顔と健康を祈っています

それではまた